最強を模したハンドグラインダー『KINGRINDER P2』は初心者でも楽しめるのか

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こんにちは!
Yシャツめがねです👓

皆様、コーヒーを飲んでいらっしゃいますか?

うちではコーヒーの粉を買ってきて、ドリッパーでコーヒーを淹れるという毎日を過ごしております。
そんなにコーヒー党というわけでもないのですが、コーヒーを夫婦で飲んでいる時間がなんだか好きなんですね。

あんまりこだわりも無く、飲んでおりましたが、「コーヒーミルを使うとより美味しいコーヒーが飲める」という噂を聞き、そういうことならやってみようじゃないかと思ったわけです。

KINGRINDER P2とは何者なのか

KINGRINDER とは。

KINGRINDERはハンドグラインダー、コーヒーミルのメーカーです。
手挽きコーヒーミルに特化したメーカーで、高品質かつコストパフォーマンスの高い製品を提供しています。
メーカーは台湾、製造工場は中国との情報があります(公式情報ではないのでご注意ください)。

KINGRINDERのラインナップ

Kシリーズ

粒度の調整機構が外部に備わっており、手軽に粒度の調整ができます。
また、筐体が金属でできているため重厚感があり、デザイン性にも優れています。
KINGRINDERの中の上位機種シリーズですね。

Pシリーズ

粒度の調整機構が内部に備わっており、粒度調整には少し手間がかかります。
また、筐体がプラスチック(ABS)なので少し高級感が薄れますが、内部機構や重要な刃はステンレスになっております。さらにこれがお手頃価格で手に入るため、大変コスパが高いといえます。
KINGRINDER内の下位モデルシリーズですね。

KINGRINDER P2

PシリーズはP0,P1,P2と3種類あり、どれも見た目は同じです。

大きく変わるのは、刃とそれによる粉の細かさの違い。
どれも細かさを調整はできるものの、P0ではエスプレッソ用の細かい粉にすることはできないとされています。

今回のP2はエスプレッソ用までいけるそうなので、選んでみました。

そしてさらに刃もいろんな種類があるのですが、P2の刃は、最強のハンドグラインダーと名高いコマンダンテとほぼ同じ形らしいです!!

まぁ、だからなんだと聞かれると私もよく分からんのですが…すごいらしいですよ。

レビュー!実際に挽いてみたらどうなるのか

ここからは私の心の声をそのまま言語化しましたので、口調が変わっておりますが
そこも含めてお楽しみください。

チープさはあるもの、コストパフォーマンスの塊

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私が購入したのはAmazon、
¥6,666-(2024/9月)というなんだかメイプルストーリーのフリマで出てきそうなゾロ目価格。

実際に触ってみて。
物はいいと思う。

やはりプラスチック(ABS)ということもあり少々チープな感じがあるのは否めない。
というかむしろ、timemore c2とかがあの値段で高級感出し過ぎという感じもある。

とはいえ。プラスチックの厚みもあり、
外装は梨地加工されていて、経年の細かなきずも目立ちにくいし、
動作部分の金属はステンレスで、こちらも梨地加工をされていて、重厚感がある。実際重いし。
こういう点で、チープさを感じさせない。ある程度高い買い物をしたという満足感がある

一つ残念というか変更して欲しいのは、蓋がプラスチックなこと。
TIMEMOREのレビューでもふたが割れてしまっている人が多く、kingrinder p2に関しても同様の心配はある。

あと、持ち手の球体の素材が木なのだが、ヤスリがちゃんとされていなくて、ざらざらとしている。
まぁ、これも価格を調整するためなのだろうが、少々残念ではある。後ほど簡単にやすりをかけてしまおうかと思う。
ニスもあったはずなので、薄い色で塗ってしまおうかなと。

早速、挽いてみます

まずは準備を。

使用するのはカリタのドリッパー、185S。
カリタのウェーブフィルターと合わせると安定して抽出できる。

挽いてみる

今回のお豆さんはこちら。

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みんな大好きKALDIからカフェオレブレンドだ。
最終的にカフェオレで飲むから最適だと思われる。

豆から挽くのは美味しいらしいというのもあるが、
粉と豆で保存するのだと、酸化スピードが違うとのこと。
豆でも酸化はするが、粉状態だと酸化スピードが段違いで、
豆だと1ヶ月持つのに対し、粉だと2週間持たないとのこと。

豆から淹れている同僚に「粉ですか?あぁ〜酸化してますねそれ」って言われてしまったのだ。
私は妻に酸化した豆の汁を飲ませていたのかと思うと…これは反省。
そんなわけでコーヒーミルを買った次第。

↓10gを出しました。

実際に挽いてみたが、結構硬い。
55クリックだ。45~60クリックが中挽きということなので、適当に選んでみた。

ハリオの安いやつでも、硬いし、握力必要だなと思ったが、同じくらい硬さを感じている。

ラバーバンドをつけたら、持ちやすくなったのでここの不安は少し解消された。

ハリオのグラインダーよりも早く挽き終わってしまうので嬉しいが、「もっと楽しんでいたいのに…」という気持ちもありつつ開けてみる。

最悪。

めっちゃ粉ちる。
粉が舞い散る中に忘れた記憶と。

なるほど。「コーヒーミル持ってるけど、最近あんまり使ってないんだよね」という友人がいたがこういうことか。

コーヒーミルを使うことで、コーヒーが気軽ではなくなってしまうのか。
これが本物の嗜好品ってぇやつですか。

さっき掃除したばかりのキッチンがコーヒーの粉で彩られていく。素敵。

それと、もっとコーヒーの香りがするものかと思ったが、あまりせず。
鼻風邪ひいて、ひどい鼻詰まり・炎症を起こしているのが原因…なのかなどうなのかな。

コーヒーの味はいかがでしょうか。

実際に淹れてみた。
淹れる時間やお湯を注ぐ回数をまとめて、コーヒーの淹れ方をレシピと呼ぶのだそうだが、今回はレシピなどござらん。

とりあえず40秒蒸した。あとは注いだだけだ。

なんだかいつもよりも色味が濃い気がしている。気のせいだろうか。

実際に飲んでみた。

…酸っぱい。

いやこれは酸っぱく感じるのだが、嫌な酸っぱさではない。
香りと合致した酸っぱさ、あくまでも植物だったことを思い出させるような。
フルーティーというと語弊があるが、とにかく初めて酸っぱさを受け入れられた気がする。

というか、カフェで飲むコーヒーってこういう酸っぱさあるような。

二口目で気づく。

こいつ…カフェ気分になっちまう…。

俺はすかさずMacbook pro M1(16インチ)を開く。

うん。これこれ。

16インチを持ち歩く愚かな人間は私だけかもしれないが。
コーヒーがとっても美味しい。

苦味が酸味を下手に超えず、酸味はあるがままで私の舌の上で踊る。
こんな文を書いていると、雑誌のイヤホンレビューみたいだ。

いつもはすぐに注いでいた牛乳も、コーヒーを味わいたいために躊躇われる…。

間も無く、牛乳を入れている自分がいた。

牛乳を入れても美味しい。
ミルクの甘さに気づける感じが伝わるだろうか。
苦味を相殺するためのミルクではなく、ミルクを楽しむために苦味がいるような。そんな感じだ。

もちろんハチミツなど入れなくても美味しい。

言ってる側からハチミツを入れた。
うん、ハチミツ入れても美味いです。

そんなわけでとっても初めてのコーヒーミルにオススメ

満足感はすごいです!

でも、コーヒーを淹れる手間がすごい増えるので、本当に時間のあるタイミングじゃないと淹れられないかなと思います。

悩んでるぐらいだったら買っちゃって良いと思います!
セールもそんなにやってないみたいですしね。

ちなみに…

まだコーヒーの器具を買っていない人、何から始めればわからない人のために、
おすすめの始め方をまとめたのでこちらも読んでみてください☺️

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